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冷静と情熱のあいだ・・・

世界のニナガワ

今日たまたま見てた朝の番組で演出家の蜷川幸雄さんがトークしてました。
最初は「へぇ~蜷川さんもテレビ出るんだ~」っていう軽い興味から見てたんですけど・・
思ったよりいろいろ感じるところがあったのでご報告を。

まずはこのタイトルとも関わってくるんですが・・蜷川さんもいつも極端を彷徨ってる性格だということを知って興奮!(≧∇≦)
たとえば・・社会に対する強い反発の力が演劇の原動力になっていること、でも普段はこだわりがなくお洗濯とかマメにしちゃう人だということ。
そのギャップがステキですよね~(*^―^*)と私なんかは思っちゃうんですが。

あと「普段人と仕事してるから、家に帰るとものに囲まれていたくなる」とも言っていました。
それを聞いてうんうん(-_-)と納得。と同時に自分もそういう煩わしくない空間やものが好きな理由を自覚しました。なぜ本ばかり並んでる図書室が一番落ち着く場所なのか、何となくわかった気がしました。まぁ私の場合はちょっと自意識過剰なだけなんですがね・・。


そして元演劇部としては・・蜷川さんのお話やお芝居の映像を見て、なんだかウズウズしてきました(>_<)
また生の芝居が見たい!そして自分もやりたい!(笑)




私は高校演劇だけのニワカ(笑)ですけど、今になって演劇をかじっていたことにとっても感謝しているんです!!

それはなんというか・・センスとかやっちゃえ的な根性(?)とか・・人と関わる本質みたいなものとか、呼吸とか・・etc.そして何より自分について、他人について、学び取った気がしているからです。

実は私小さいときからものすごい大人しくて(本当は違ったけど)人前で芝居をするなんて誰も予想もしないような子だったんです。それだから余計に・・というか、そうやって自分で感情表現にブレーキをかけていて苦しかったから、人前で“自分”を出すことを異常に欲していた気がします。だから表現会とか発表会とかになるとなぜか「やりたい!」とか言い出して、周りはただただビックリでした。しかもけっこう堂々と・生き生きとやっちゃって(笑)余計驚いてましたしね。

あと、演劇では役者はまず呼吸の練習をします。何よりまず呼吸!発声!って感じで。(^_^;)それを練習しているときはあんまり意味がわかっていなかったけど、今になって呼吸のすごさを感じています。腹式呼吸がいいっていうことじゃなく・・私は“人と会話するということ=人と同じ呼吸をして呼応するということ”なんだと思うのです。持論ですが。
そういうことを大人になって日々いろんな人と会話していて感じています。そしてそれは実は私の今やっている研究とも関わっていると感じています。

あと、ものすごく本質的なことですが、人間だれしもいろんな“顔”を使い分けて人と接しているワケで、その普段は封印しているウラの“顔”みたいなもの・・人間の本質的な部分みたいなもの・・が演劇では表現されていると思うんです。だから人は演劇を見て感動するし浄化される・・みたいな(笑)私はタダの一演劇ファンなので偉そうに言える立場ではないですけどこれは私が実際演劇をやって確信したことです。

ちょっと熱くなりすぎ&ダラダラ書きすぎましたかね・・すいませんm(_ _)m
いつもながら走り出したら止まらないんです!(笑)なので、また語りたくなったら改めて記事書きますね。



by pekori13 | 2006-07-14 14:05 | 思い

のんびり?二歳児育児中の主婦日記。
by pekori13
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